寝屋川市で多く使われたスレート屋根の弱点とは?雨漏りに発展する前に補修を!

「スレート屋根の色が褪せてきた気がする…」「最近、雨の日に天井から音がする…」
こうしたサインに心当たりはありませんか?
寝屋川市では、1990年代を中心にスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)が多く使われた住宅が非常に多く存在しています。見た目はシンプルで軽量、当時はコストパフォーマンスの高さから多くの住宅に採用されました。
しかし、築20年以上が経過した今、スレート屋根の劣化による雨漏りトラブルが急増中です。
この記事では、スレート屋根の構造や弱点、雨漏りにつながるリスク、そして補修・リフォームのタイミングや注意点まで詳しく解説します。
寝屋川市でスレート屋根が多く採用された理由
建築コストを抑えられる軽量屋根材として人気に
スレート屋根(カラーベストやコロニアルなど)は、
- 軽量で地震に強い
- 材料費・施工費が安い
- デザインがシンプルでどんな住宅にも合う
という理由から、1990〜2000年代前半にかけて寝屋川市の戸建住宅で広く採用されてきました。
成田町・太秦・池田・高宮町などでよく見られる
特に昭和の団地開発や分譲地が多かった成田町や池田本町エリアなどでは、現在も築20〜30年超のスレート屋根の住宅が密集しており、劣化が進行している状態が多く見受けられます。
スレート屋根の構造と基本性能
スレート屋根とは、セメントを主成分とした板状の屋根材で、屋根の野地板の上に防水シート(ルーフィング)を敷き、その上からスレートを1枚ずつ重ねて施工します。
- 厚さは約5mm〜6mmほど
- アスベスト含有タイプと非含有タイプがある(2004年以前はアスベスト入りが主流)
- 表面は塗装で防水性・耐候性を維持している
軽量なため地震に強い反面、塗膜が劣化すると吸水しやすく、ひび割れや剥がれが起きやすいという弱点もあります。
スレート屋根の劣化サインと放置リスク
1. 表面塗装の色あせ・チョーキング
- 築10年以上で塗装が劣化し、防水性が低下
- 雨を吸い込みやすくなり、屋根材自体がもろくなる
2. ひび割れ・欠け・反り
- 温度変化や風雨にさらされて膨張収縮を繰り返すことで、ひび割れが発生
- 小さな欠けでも雨水が浸入し、下地に水が回る可能性あり
3. コケ・藻・カビの発生
- 吸水性が高まると、北側や日陰部分に苔や藻が繁殖しやすくなる
- 屋根全体の湿気が高まり、構造材にも悪影響
4. 棟板金の釘抜け・浮き
- 屋根の頂点にある板金部分は、風による力が最もかかる箇所
- 経年劣化により釘が浮き、板金がバタついたり、飛ばされる危険性も
5. 雨漏り(天井のシミ・異音)
- 見た目は無傷でも、ルーフィングが劣化していると雨水が屋内に浸入
- 天井や壁にシミ、カビ臭、ポタポタ音が出たら要注意
スレート屋根は一見「まだ使えそう」に見えるため、劣化のサインを見逃してしまいがちです。しかし放置すると、防水層を超えて構造材にダメージを与える重大トラブルに発展します。
雨漏りに発展する前に行いたい補修・対策
塗装による防水性の復活(築10〜15年目)
- スレート表面に再塗装を行うことで、撥水性・耐候性を回復
- 塗料の選定(遮熱・高耐久など)で機能性を向上可能
※ ただし、ひび割れや剥がれが多い場合は塗装NG。下地の状態確認が重要です。
部分差し替え(ひび割れ・欠け部分のみ)
- 一部に割れが見られる場合は、該当箇所のみを差し替え可能
- ただし廃盤品の場合は類似品での代替施工になることも
カバー工法・葺き替え(築20年以降・全体劣化)
- 上から新しい屋根材(金属屋根など)を重ねる「カバー工法」
- または既存屋根を撤去し、野地板ごとやり替える「葺き替え工事」
建物の耐震性・断熱性・雨漏りリスクを総合的に改善するには、葺き替えが有効です。
寝屋川市でスレート屋根を補修する際の注意点
アスベスト含有の可能性がある場合
- 2004年以前に施工されたスレート屋根には、アスベストが含まれているケースあり
- 解体・撤去には特別な処分方法が必要になるため、葺き替え費用がやや高くなることも
火災保険の適用を検討できるケースも
- 台風や突風による屋根の損傷(棟板金の飛散など)は保険対象になることも
- 修理費用の軽減につながるため、保険対応実績のある業者に相談を
廃盤品で差し替えできない可能性も
- スレート屋根の多くは、メーカーごとに形状が異なる
- 同じ型が手に入らない場合、部分補修が難しくなるケースもあるため、劣化前の対応が理想
まとめ|スレート屋根は“見た目以上に”劣化が進行する屋根材です
寝屋川市で多く採用されたスレート屋根は、築20年を超えると塗膜劣化・吸水・ひび割れなど、雨漏りリスクが一気に高まります。
✅ 表面の色あせ・チョーキングは初期劣化のサイン
✅ ひび割れや剥がれは下地の浸水につながる重大ポイント
✅ 苔やカビは吸水性が高まっている証拠、早めの対処が必要
✅ 築10〜15年なら塗装、20年以上ならカバー工法・葺き替えを検討
✅ 台風や突風で破損した場合は火災保険が使えることも
屋根は見た目での判断が難しく、「見えている部分」よりも「内部の防水層」の劣化のほうが深刻です。
「今のうちに点検だけでもしておけばよかった…」と後悔する前に、まずは信頼できる業者に相談して、現状をしっかり把握することが大切です。
🏠 屋根修理ダイレクト寝屋川では、スレート屋根の無料点検・報告書作成・火災保険申請サポートまで一貫対応。
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